待機児童の解消への取り組みaction

NHK「首都圏ネットワーク」放送
(2021.2.2)

待機児童問題に対しての取材について

社会福祉法人まあれ愛恵会は、さいたま市と連携して待機児童の解消に取り組んでおります。

2021年2月2日放送 NHK総合「首都圏ネットワーク」で待機児童問題に対する社会福祉法人まあれ愛恵会の取り組みについての取材があり、下記のように放送されました。

保育所などの空きを待っている、待機児童。
2020年4月時点の人数が全国で過去最少となる中、さいたま市ではマンション建設などが進み、全国の市区町村で最も多くなりました。
市では新たな保育所の開設を進め、今年は募集人数も大幅に増やしましたが、新たな課題に直面し対応に追われています。

全国最多の待機児童となったさいたま市。
保育所を整備する事業者への補助金を増やすなど、およそ60億円の予算をかけ対策を進めてきました。
その結果、66の施設が開設される予定で、募集人数はおよそ9,200人と去年の1.4倍近くに増えました。

2021年2月1日、結果の発表された一次選考。
応募者は9,500人と募集人数を上回りました。
3歳児から5歳児までは空きがある一方で、1歳児の枠は特に不足していました。
1歳児の枠は育児休業から復帰する人の希望が多く、施設の増設だけでは追い付かなかったのです。

そこで市は対応に乗り出しました。

今年4月に開設予定の保育所です。
(※中浦和たいよう保育園)

「こちらが5歳児のお部屋になります。来年4月の5歳が今のところ0人なので、1歳児のお子さんのために使える部屋になっています」
(社会福祉法人まあれ愛恵会 海田英彦理事長)

本来5歳児を受け入れる予定だった部屋を使って、1歳児を追加で8人受け入れることにしました。

市では、空きのある3歳児から5歳児の部屋の活用してもらうことで、およそ190人の1歳児の受け入れを増やすとしています。

しかし、課題もあります。

去年、1歳児を追加で受け入れた保育所です。(※木崎たいよう保育園)
5歳児と1歳児では、必要な保育士の数が違うため、保育士を増やす必要があります。
この保育所では、2人の保育士を確保しました。
さらに、空いた部屋を活用して追加で受け入れる1歳児は施設に限りがあるため、2年間限定。
その後は他の保育所などに移らなければならない可能性があります。

「待機児童を減らしていこうという取り組みをさいたま市さんとタッグを組んでやっているのでしっかり取り組んでいきたいと思っています」
(社会福祉法人まあれ愛恵会 海田英彦理事長)

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